何かを取り戻すまでの日記

生涯のうちにやりたいこと

伊藤万理華(乃木坂46)のセルフプロデュースと将来に乾杯

(3500字:5分で読めます+α)

ブログ記事「脳内」で、まりっかこと伊藤万理華が卒業を発表しました

…まじかよ!すげーショックです

乃木坂知ってる人には言わずもがな。

乃木坂知らない人に向けて僭越ながら説明しますと、

初期の頃からクリエイター方面での活躍がとても活発で、
サブカル女子っていうよりも、消費するだけでなくって、自分のセンスを前に出していくことがすごく多いアイドルです。

彼女の趣味は古着に雑誌、ファッションに石・苔・サビ、そして写真やダンス、 いつでもビジュアル的で艶やかなモノや素材が多いです。
最近も鉱物買ってましたね。

ご両親がデザイナーというのも大きいです。

独特なセンスと丸顔、キレイな目が特徴のアイドル氏です。

乃木坂で磨きに磨かれた才能

乃木坂はアイドルを目指している人が少なくて、「自分を変えたい」と思って入った子が多いアイドルの中で、 まりっかはスポットライトが当たる、カメラが向けられることへの気持ちが強い子でもあります。

特になんといっても圧倒的なのは個人PV。

ちょっと5分だけ時間ください。コレ見てください。

コレ、芸能界デビューして半年経ってない頃の作品です。 すごくないですか。特に監督のフェチッシュさが。(笑)

彼女のクリエイターとして、表現者としての活動は、
乃木坂の活動で出会う様々な監督、ディレクター、衣装担当によって
どんどん進化していきます。

個人PVは、シングルが発売する度に全メンバー作っていましたが、今は不定期に特典として封入されています。

スタッフが固定されつつ、チームとなりつつあるのはまりっかのPVだけです。

彼女が個人PVの女王と呼ばれてる所以ですね。

直近の個人PVも2位にダブルスコアをつけての優勝、圧倒的でした、
しかもスタッフロールに衣装:伊藤万理華の文字が!感動ですね

そんな彼女が卒業する

いや、めちゃくちゃ寂しいですよ。
いくちゃん、あしゅ、まりっかが大好きですもん。

  • 映画「あさひなぐ」の部長:野上えり役の好演(「そんなの真春が決めることじゃない」良かったですね)
  • アイドル活動も順調で、連続で選抜メンバーに選ばれる
  • ピックアップ企画も好評
  • 楽屋ノリのはしゃぎっぷりは随一
  • 連載や共演のクリエイターの方々がどんどん連鎖して、まりっかを舞台にした相互交流がいまれている
  • *メンバー初の個展を開催、これまでの制作陣を総動員してクリエイターとしての活動を本格化

しかも最近、めちゃくちゃかわいいんですよ。
まさにこれから、って時に。

何より個人PVの華形の退場ですよ。痛すぎる。

どう考えてもベストタイミングでの卒業

最初は本当にショックだったけど、
あとから冷静になって考えると、コレほどベストのタイミングでの卒業はありえないという確信に至りました。
てかセルフプロデュースがすごすぎる。

本人がブログで書いていたように、アイドルはいつまでもできる職業ではないという価値観の中で、
いつ止めて、これからどうしようかという問題が降り掛かってくるのは、 アイドルが「なんでもやって、何者にもなりにくい」、まさにマネキン的な特性を持っているからだと思うんです。

だからアイドルは、マネキンで居られなくなったときか、マネキン以上の何かになりたい時に卒業する。

そう考えた時に、彼女のこの1年で積み上げた実績は、最高の履歴書だと思うんです。

ポートフォリオという言葉があります。

りっかが今度行う個展「脳内博覧会」はポートフォリオそのモノです。
乃木坂での活動の積み上げられるだけを積み上げて、彼女は新しい舞台に立とうとしています。
これからの時間の使い方をガラッと変えようとしています。

加入前から表現することっていうのは
自分が特別に感じる薬みたいな、
元気になる特効薬的な何かがあります。
そこまで大層なものだったんだと
この6年間でわかりました。

プライベート、仕事関係なく
なにかつくっている時間、
制作現場にいる時間、
自由に歌って踊って動いてる時、
喉やお腹がぎゅってなるくらい
わくわくします。
ちょっとした自己満足だけど、
それを見て笑ってほしい
見逃さないでほしい
喜んでほしい

ずっとそんな気持ちがあります。 (まりっかブログより引用)

彼女が何かを表現することに何よりもハマって、誰よりもそれを望んで居ます。
「私はコレだけのことが出来ます!私と一緒にモノづくりしませんか!」と彼女はあらゆるメディアを使って

彼女は自分に一番声が掛かるタイミングでの卒業をすることになったと思います。
個展がただのきっかけであったとしても!

彼女が乃木坂でまだやれることがあった!という批判は甘んじて受けますが、
僕はこの卒業宣言はタイミングとして120点ではと思います。

彼女に入れ込んだ人たちの悲しみは私ごときの器では図りきれませんが…

りっかの活動を自分なりに丁寧にフォローしてきたらしい私としては賞賛しかありません。

マジでこれからが楽しみ

乃木坂を知って、そしてななみんの卒業を経てから、
私はいつメンバーが卒業しても後悔しないようにフォローし続けようと心に決めました。

雑誌やラジオでの発言を丁寧に追えばどうしたいのかが薄ぼんやりと見えてきて、
自分の気持を整理して、すこしフラットに応援することができます。

僕はファンというよりもフォロワーなので、単推しの笑顔の為にお金注ぐとかグッズ買うとか、
「だれのおかげでココまでこれたと云々」とかはホントにない、日和見のドルオタですので、
大した発言権が無いのは重々承知していますが、

マジでまりっかのコレからが楽しみです。

このタイミングでの卒業は、彼女がクリエイターとして活動するという高らかな宣言そのものです。

銀幕で? 舞台で? 展覧会で? はたまたどこかのスタッフロールのすみっこで?

伊藤万理華の名前がひっそりと輝く日が、今から待ち遠しいですよ。

ああーーーーー寂しいな!ほんと寂しい!

卒業おめでとう、まりっか

卒業するまでも、卒業してからも目が離せないですね。