ラズパイオーディオとPCオーディオの集約[TOPPING D3]
こんばんわ。
最近、Microsoftの予測変換に「りんな」という設定項目を発見しました。
予測を押すと、例えば「よそく」なら、「予測変換口悪いwww」という変換候補が出てきます。
楽しいです。これでいつでもJK
ラズパイオーディオを買ってから、自分がオーディオ沼においてどういうタイプの人間なのかをたまに考えています。
あんまり音質を改良したり、例えばクラシックやジャズの音源を探し求めたりというクチでは今のところありません。
スピーカーや鳴りを求めるタイプでもありません。
じゃあどういうタイプなのかというと、今のところ、「インターフェイスに凝る」タイプな気がしています。
今のところ、僕は、あっ、再生端末とアンプとスピーカを用意すると、こんなにも音ってちゃんと聞こえるのね!
という原始的な感動のままに突き進んでいます。
今まではスマホとイヤホンで成立していた「音を聞く」が、ちゃんとパーツを分けて電力を使うだけでこうも違うのかと。
やはり力とはパワーですね
そうなったときに、僕が思ったのは、「もっといろんな機器の音をこの環境で聞きたい!」です。
ウチには結構な数の音源装置があります。
このうち最初は、ラズパイのみをRCA(赤白のアナログケーブル)のパワーアンプにつないでいました。
でも、音楽を聴くためにラズパイを起動して、アンプを起動して、
そのためだけのスピーカー、というのももったいない気がしていたのです。
ゲームの音もアンプ噛ましたい、
PS4のBlu-rayもそう、
ラズパイももちろん聞きたい、
ここら辺を全部スイッチさせたい、一発で
そういう欲求が出てきました。
まずそういう機器を探す。
困ったことに、私にはそういう機器がどういう名前なのかがさっぱりわかりません。
だから調べようがないのです。
なので、「アンプ」とか「セレクター」とか「ミキサー」とか、それっぽいキーワードを探します。
でも、いわゆるアンプで沢山入力ってなると、だいたい全部RCAがほとんどです。
ここでいくつか気づいたことがあります。
- ほしいのはアナログ信号のアンプかデジタル信号のアンプかどっちかわからない。
- PS4はデジタル信号しか出せない
- そもそもWindowsにはphone(普通のイヤホンジャック)しかねえ、でもカスタマイズできる
ここら辺から、インターフェイスをしっかり考えなきゃいけねえ、、、、ってことに気がつきます。
使えるインターフェイスを洗い出す
必要なのは、「どの機器からどんな出力ができるか、ということです。
全部の機器をスピーカーに回すとは行かなくても、
いくつかの同居はさせないとおもしろくありません。
いくつかまとめました。
知識が浅いだけに、
機器を調べるだけではなく、もっと別の努力も必要でした。
そもそも、音源の信号を伝える方法や形式がどれぐらいあるかも、わかっていないわけです。
光デジタル出力(Optical)や、同軸デジタル(Coaxial)などは今回始めて知りました。
中でも大収穫だったのはiMacです。
私が去年中古で購入したモデルには、「光デジタル出力」が搭載されていましたが、
その以降のiMacには光デジタル出力が搭載されていない事がわかりました。
複数の出力に対応しているでアンプの選択肢がものすごく広がります。
偶然の産物とはいえ、いい買い物をしたものです。
Windowsのサウンドカード増設は、いずれやりたいことですが、
しばらくは放っておくことにしています。
でもいずれは同軸デジタル接続(いわゆるCoaxialケーブル)とかやってみたい
使えるインターフェイスを頭に叩き込んで機器探し
上の図から僕が決めたことは、
ということでしょうか。
でも複数の機器に複数の種類の出力IFがあり、 やはり機器選定がすこし複雑でした。
それっぽい機器をみつけて、「この入力に対応しています!」と言われても、
「うちの聞きならこのインターフェースはこれかこれ、でもこっちは光しかいけないからここは埋まって。。。」とかで、すんなりと決まってくれません。
特に面倒なのはUSBでした。
Universal Serial Bassとはよく言ったもので、何にでも刺さり、どんな機器からも音声を持ってこれます。
柔軟な機器と偏屈な機器が混ざり合っているせいで、
すんなり判断ができない状況にありました。
余談ですが、私が探している機器の名称はプリアンプもしくはプリメインアンプ ということになります。
プリアンプは前段(Pre)の文字が入っているように、ケーブルの集約や微調整を行っているアンプ。
切り替えだけでなく音を混ぜたりできるやつはミキサーとか呼ばれていたり。
これをスピーカーにつないでも音は出ません、というか大抵はケーブルが刺さりません。
プリメインアンプは前段機能だけでなくスピーカーへの出力も併せてできる万能アンプ。 集約だけでなく、メイン機能。。。というのは、アンプ(増幅器)の本来の文字通りの「信号の増幅」を行い、アンプのメイン機能も果たせまっせということ。
メインの機能だけをもった「増幅のためだけの増幅アンプ」のことはパワーアンプとか呼ばれます。
プリアンプは増幅はしないのでアンプじゃないんですよね。ややこしい。
しかも最終的に私が買ったのはどっちでもないという。。。。
いくつかの選択肢たち
YAMAHA ワイヤレスストリーミングアンプ
WXA-50とWXC-50がありますが、WXA-50はいわゆるパワーアンプ同梱のプリメインアンプです。写真はWXC-50
YAMAHAのオーディオ機器って何となく憧れるじゃないですか。
吹奏楽やってた私だけかな…
Bluetooth,DLNA,Airplay、NAS,インターネットラジオ、光デジタル等の超多様な再生元を持てる事。
サブウーファー出力に、なんとAlexaの操作ができることなどがメリットですが、
USB DACの機能が無いのでボツ。
USBはあるんですが、USBメモリーの音源を再生するだけで、PCからUSBで音声出力させて。。。みたいなことはできません。
¥40,000はちょっと高いしなあ
DENON プリメインアンプ
オーディオ用語的にはD級アンプという小型アンプだそうです。
A級からD級までにアンプを分類するちょっと古めな階級分けで、
Dは最も小型の意味ですが、最近ではデジタルのD、とも呼ばれているみたいです。
PMA-30はヘッドフォンアンプ搭載、
PMA-60はUSB-DAC搭載ってで、そもそものアンプ性能もかなり異なるようです。
DACは Desital-Analog-Converterの略です。
USB-DACの乗っていないPMA-30は除外。 PMA-60はかなり理想。¥45,000はちょっと高いけど
でも両方とも、そもそも置くスペースがない…(´・ω・`)
普通に断念しました
FX-AUDIO- フルデジタルアンプ(プリメイン) D302J+
で組んだ時にはこれ一機でPCに行けます
秋葉原で現品見たときは、USBの対応レートが16bitになっていた気がするんです。
大体送信レートは16bitと24bitで、24bitがいわゆるハイレゾです。
でも今見たら24bitですね…
¥8,000というお手ごろさも素敵です。
デジタルアンプっつーのは、信号の増幅を電子回路ではなく、専用のチップでやるアンプのことです。
はんだ付けやらコンデンサの電力を使うやらしなくても、USBや光デジタルの信号がそのままICのなかで増幅されます
んで出力される直前でアナログになります。
結局スピーカーはアナログ機器なので、最後は絶対アナログです。
最後のアナログ信号以外全部デジタル信号ですので、フルデジタルアンプと呼ばれています。
プリメインアンプとプリアンプ、パワーアンプの3種とはまた違うやり口っすね。
アナログ入力も一回デジタル信号に変換してるんすよね。
TOPPING フルデジタルアンプ D3
買った2週間後にAmazonで2000引きで出ててちょっとゲンナリなんですが、
私が最終的に購入決定したのはこれです。
TOPPINGは新進気鋭の中国のアンプメーカーで、
オーディオ専門ブログのブラインドテストとかが良いんですよね。
入力IFが超多様で、
将来的に、私が持っているWindowsはCoaxialに変換・出力する可能性があるので、
そこに対応している必要がありました。
加えて、私が今所持しているFOSTEXのパワーアンプを腐らせたくなかったので、 RCA出力を持っているプリアンプが望ましかったのです。
このD3はもう生産していませんが、
ちらほら残っています。
この商品、最終的にはフルデジタルアンプというよりもヘッドフォンアンプというメーカーの呼称になっています。
プリメインアンプでもプリアンプでもないんですね…いちおうプリアンプという立ち位置ではあります。
でもDACも入っているし、、、、
ヘッドフォンアンプということは、メーカー的には「PCの音源をヘッドフォンで聞いてね!」ということになっています。 じゃあなんでRCA出力付けたんだよw
オーディオは機器の分類がすごく曖昧で、とっかかりづらさが異常ということがよくわかりました。
買い物を終えて
互換性をみっちり考えて、音響のハブとなる機会をきちんと買うことができました。
ゲームプレイ時の音響、Blu-ray再生時の音響のレベルアップはかなりありました。
やっぱスピーカーって偉大です。
最終的なビフォーアフターはこんな感じ
↓
アンプにもっとお金使いたかったんですが、
オーディオのコスト比重のセオリー的に、僕はまだスピーカーというラスボスを残しています。
アンプの本来の性能を出すには、その倍ぐらいお金かけたスピーカーが必要で、よくスピーカー:アンプ:プレーヤーは5:3:2のコスト比率と言われます。
ラズパイオーディオをやりたくてまずプレーヤーにお金をかけてしまった私ですが、
現状かけたコストは、 プレーヤー:1万円 アンプ:2万円( スピーカー:0円(実家のコンポのスピーカーの流用)
なので、まだまだ本気の沼とは言えません。
次はスピーカーの自作に挑戦しようと思いますが、
ウーファーどうすんべ問題がまだ残っています。
低音を別口にしたいですが、 その際のアンプとか電源に当てがない… やっぱり全音域(フルレンジ)で行くか。
上に書いたDENONで行けばすべて解決したのかもしれませんが、
スペースに余裕がなかったですね。
沼にはゆっくり浸かるべきですね。やっぱり。 生き急いでもいいことないっすよ
http://husigiyt.hatenablog.com/entry/2018/06/02/221522husigiyt.hatenablog.com