【ネタバレ注意】『Documentary of Nogizaka46 いつのまにか、ここにいる』感想
二回見ました。
なぜかというと、桜井玲香さんの卒業があったからです。もしかしたら違う印象を抱くかもしれない、よく見れる点があるかもしれない。と思い、卒業発表前に1回、卒業発表後に1回見に行きました。
結果的にあまり変わりませんでしたが、それでも2回見る意義はありました。3回見れば、更に細かく見られるかもしれません。めっちゃ行きたいですが、流石に海獣の子供を先に見ないと行けない気がしています。
メモ代わりに感想をぶん投げます。
始まりは2018年のレコード大賞
乃木坂にとってレコード大賞はこんなにも重いのかと改めて驚かされる演出が多々ありました。 レコード大賞の密着は木坂のレコ大前の特別な円陣「力を伝播させる円陣」が見られる唯一の場所です。
レコード大賞は歴史が古く、今や形骸化しているCDの売上とはいえ、アイドルのしごとの一つである、[CDと握手]という大きな軸を成立させるために、そしてリリースから紡ぎあげた歌唱とダンスの一番大きな発表会がレコード大賞なんでしょう。
齋藤飛鳥と監督の関係の変化
パンフレットで乃木坂のスタッフからも圧倒的な支持を得ている岩下力監督の手法として、決してメンバーに無理強いをしないというのが挙げられています。齋藤飛鳥は確かに重要なメンバーですが、重要だから引っ張るというやり方をしていません。
岩下監督は、普通に齋藤飛鳥に接して、なんとか打ち解ける事ができました。ピリついた場面もけっこうありました。ですが、そうでなくても、監督は拾えたピースからしかこのドキュメンタリーを作らなかったでしょう。
監督は結果として齋藤飛鳥と「一番フランクに話せるように」なり、乃木坂のエースと呼ばれる彼女が掴んだ微かな光がドキュメンタリーの明るい締めくくりとなりました。
それが最終章の齋藤飛鳥の言葉「嘘かもしれない」に現れています。慎重に言葉を選んで、前向きな言葉ではめったに自分を定義しない齋藤飛鳥が結んだ精一杯の前向きな言葉であり、乃木坂で最も言葉が重い彼女の心の軽さを引き出したのは素晴らしいと思いました。
同窓会や旅行に監督の帯同を許して、Seishiroさんや大園桃子さん、そして同窓会の面々、家族とのかすかな接触、共鳴の場面をつかみ、彼女が自分の人生の輪郭を確かにして、彼女自身がアイドルという職業に少しでも温もりを持って接せられる、そんな小さくて大きな愛の物語が齋藤飛鳥さんにありました。
シンクロニシティ、レコ大パフォーマンス後の大園桃子さんが、「乃木坂も。。。。かもしれない」と言ったあとの齋藤飛鳥さんの振る舞いは涙なしには見られませんでした。過去に居場所のない毎日を選択していた齋藤飛鳥さんにとって、あの言葉がどれほどの救いになったでしょうか。
大園桃子という人
今回のドキュメンタリーで一番私達に届く、心からの言葉を届けてくれたのが大園桃子さんです。「アイドルとしてではなく、素の自分としてしかいられない。だからキャラややり方を否定されたら、自分が全否定されたようになる。」「分かれることが辛いって気持ちなんか隠さなくていい」1/256回転もひねらない、ドストレートの言葉を紡ぐ大園さんの物言い自体が、彼女が飾らずに生きていることを語っています。
「ありのままの姿でぶつかっていけば、ズタズタに傷つく」
アイドルとして幸せな時間、嬉しい時間もある、と彼女は付け加えましたが、まず傷が先にくること抜きに大園桃子という人はかたれません。
そんな彼女がシンクロニシティ、レコ大パフォーマンス後に「乃木坂も悪くないかもしれない」と言ったから、彼女は愛おしいのです。嫌なことも楽しいこともごっちゃ混ぜで何もかもさらけ出してグッチャグチャの彼女が紡ぎ出す温かい言葉がそこにあるのです。傲慢だという人はわかっていない。
大薗さんが大好きになりました。ライブ休んで誰が文句を言うでしょうか。
監督の圧倒的オーバーラップ力
レコード大賞の密着は木坂のレコ大前の特別な円陣「力を伝播させる円陣」が見られる唯一の場所です。
2つのレコード大賞の「円陣」を通じて、岩下監督は乃木坂とドキュメンタリーへのきっかけを掴みます。2年連続のレコード大賞は偶然とも必然とも言える、乃木坂にとって圧倒的に大きな結果となりました。
1つ目のインフルエンサーのレコ大監督では、監督は「なんて仲がいいグループなんだ」「乃木坂で歩んだ時間は一体どういうものなんだ」という興味を持ちます。
そして、2つ目のシンクロニシティの円陣。監督は「乃木坂の看板を背負った彼女たちの共鳴が多くの人を引き寄せ、何かを生み出している」ことを描き出します。
二つ目の円陣は涙なしには見れません。自分の人生を想像して、彼女ら一人ひとりの中にある愛情が美しいダンスとなって形作られるように、Seishiroさんは言葉を紡ぎます。そして最後の円陣。Seishiroさんの「みんなのことが大好きです」という言葉。パフォーマンス前に、彼女たちの感情はピークに達します。大切な人、メンバー、家族、関わってきたすべての人への、喜怒哀楽どれでもない、愛情としか言えない気持ちが溢れ出します。書きながら涙が出てきました。レコード大賞がどんな陳腐な賞と言われようが、彼女らがこれ以上無い慈愛の気持ちで臨んだことに変わりはありません。
そして何より、レコ大シンクロニシティ本番前の舞台袖。西野七瀬と秋元真夏の和解のシーンが流れます。これはヲタにぶっ刺さる。マジでニクい。
受賞後。インフルエンサーのレコード大賞とシンクロニシティのレコード大賞の記念写真の撮影シーンが、全く同じ場所で交互に切り替えて映し出されます。乃木坂という旋律はまだ響いています。
2つの挿入曲、『シンクロニシティ』と『帰り道は遠回りしたくなる』
この物語の「泣かせ」の山は2つあります。俺はもっとありましたが。
俺が岩下監督なら、「二度目のレコード大賞」そして「西野七瀬卒業コンサート」が2つのポイントです。2つの山は日付的には近いので、前後に文脈や伏線をつなげながら、じわじわと構成されていき、一撃二撃とファンにダメージ(笑)を与えていきます。
面白いのが曲の当て方です。レコード大賞は「シンクロニシティ」、卒業コンサートは「帰り道は遠回りしたくなる」がリードというか、それぞれのイベントを構成する曲になっています。ですが、このドキュメンタリーは、レコ大で「帰り道」、卒コンで「シンクロニシティ」を流します。逆なんです。
一つは構成上の問題です。「彼女たちの共鳴が生む力」こそが岩下監督の乃木坂観であり、その最大の特徴がシンクロニシティなのです。それに、レコ大→紅白→西野七瀬卒業まで、西野七瀬というひとはアイドルから次のステージに向けて最高速で駆け上がります。レコ大ゲットから[西野七瀬 活動終了]までの帰り道は急転直下で描かれます。
西野七瀬というアイドル
西野七瀬というアイドルは未だに謎です。スタイルが上手でファッションセンスも良くて、ダンスと歌は結構上手で、バラエティにガツガツもしてない。白石麻衣の端正な顔つき、齋藤飛鳥の顔の小ささみたいなパット見でわかる武器もない。性格も普通で、友達も多いタイプじゃない、ゲームと絵の好きな女の子。なのに、乃木坂の中で圧倒的にファンが多い。もうバチボコに多い。一時期はファンがゴンゴンガチ恋に落ちるので、ガチ恋生産マシーンと呼ばれていました。
西野七瀬には履歴書には絶対に書けない、そしてアイドルにならなければ輝かかなかった、まだ日本語にはない魅力があります。よくファンの間では「彼女感」と言われますが、おれはこんな陳腐な言葉では納得しない。
何もしていなければ月下美人の花のようにか弱く映り、 演じれば儚さがとどまることを知らず、 歩けば軽やか、走ればそよ風のよう、 笑えば太陽の用に弾けて、 踊れば一気に鬼気迫る迫力がある。
メンバーみんなが、か弱い、でもかっこいいと思い出しながら涙するシーンが何度もあります。
彼女自身も少しずつ岩下監督と仲良くなって、物づくり、ドラマや映画製作の現場が好きで、アイドルとの両立に限界があることを、かろうじて聞き出すことが出来ました。乃木中のセットを「母校みたい」と表現した瞬間、大好きです。
まだ、西野七瀬のことを語るのは早い気がするのです。
西野七瀬と与田祐希
この二人の関係は、始まったと思ったら終わってしまいました。乃木坂では鉄板中の鉄板ペアで、上海ライブのリハで抱き合うシーンはもう温もりしか目から溢れないシーンであるのに、彼女らが交わす言葉はいつまでもシンプルです。
与田さんも後輩が出来たり、重圧や不遇に悩む瞬間がこれから来るかもしれません、なぜか、これからに期待してしまいます。
4期生の描かれ方
4期生の成長は、早川聖来という大天使のおかげで綺麗に描かれていました。もっと監督自身も掘りたかったかもしれませんが、早川さんがあまりにも綺麗に落ちていた。
衛藤美彩さんが4期のことを期にかけ、BirthdayLiveで賀喜さんの手を引いていた画は本当にほっこりしました。ずっとまえから、後輩にとにかく気をかけるひとでした。去り際まで本当にスマートだった。
制服のマネキンのオーバーラップ
乃木坂の上海ライブと、4期生お見立て回では、まるで同時並行の用に制服のマネキンが交互に切り替えられつつ流れます。生駒卒コンに参加した影響で、制服のマネキンが流れるたびに泣いてしまう体質になった私としては、これ以上無いぐらいにエモい描写です。
彼女らも、先輩方以上に、坂道を全力で上がらなければ行けないメンバーなのです。
生駒里奈さんも登場してくれて、嬉しかったなあ。
秋元真夏というアイドル
西野七瀬との確執の氷解がもうエモエモに描かれている秋元真夏ですが、彼女がこの映画で一番つらそうでした。もうずっと泣いてる、
彼女にとって、アイドルとしてやっていくことは天職で、おばさんになるまでアイドルをやっていたい、とたまにインタビューで発言しています。
それが何よりも厳しいイバラの道であるのは、家族よりたくさんの時間を過ごした1期生を全員見送らなきゃいけないという点にあるでしょう。
アイドルの卒業
秋元真夏、高山一実前後のインタビューで「なんでアイドルは卒業するんでしょうね」という言葉が投げかけられます。
西野七瀬はアイドル人生を「これ以上無い、最高に輝いている青春の時間」と表現していました。その自分と、乃木坂でない自分が綺麗に別れているとも。
なぜ全員が乃木坂を巣立つ必要があるのか、そもそも巣立たないということが今後ありえるのか、「障害アイドル宣言」みたいな?答えは映画の中では描かれていません。
生田絵梨花というアイドル
卒業がいつでもできそうで、外仕事で圧倒的な輝きを見せている生田絵梨花。最後の山であるBirthday Live直前に、彼女の超過密スケジュールの一端が見られます。 そして、「乃木坂にもミュージカルにも、両方に迷惑をかけてしまっている」という、重すぎる自省の一言が出てきます。
[大きな夢は、極限を要求する。]というテロップも重すぎます。
彼女自身の「スケジュールをこなすことに精一杯で、自分が前進出来ているか自覚がない」という一言も重すぎます。もう見てられない。
なぜ彼女は走りつづけるのでしょうか。彼女はある理由を口にします。
秋元真夏が「いくちゃんが卒業しちゃったらどうしよう」という言葉に、彼女は一言だけ言葉を返します。
関係者スタッフ全員が「鉄人」という賛辞を送るほど、生田絵梨花の才能の根幹は才能自体よりも、才能を全開のまま全速力で走り続けることが出来る圧倒的な馬力にあります。そんな彼女が発する言葉はあまりにもシンプルで、彼女以外には言うことが出来ないぐらいに重いです。
彼女の無限とも言える努力の姿を、僕は心の底から美しいと想いますが、心の底の裏には、少しだけ心配があります。今の時間を無駄に出来ないと思うのは、彼女の1秒も見落とせない、と本気で思うからです。全力で好きている人があんなに美しいんです。追いすがらざるを得ません。
乃木坂46という渦
彼女ら個々には悩みがあり、人としての思いがあります、たくさん書きました。たくさんドキュメンタリーで描かれました。
でも、そんなあれこれも、彼女らが集まり、乃木坂46として衣裳をまとえば、まるで苦悩など無かったかのように、彼女らは幸せそうです。
「なんでこんなに仲がいいのかわからない」「友達以上、家族に近い」とメンバーも口にします。
「乃木坂には不思議な力がある」と西野七瀬さんは言い残しました。
一人ひとりが願っても届かない場所でも、集まって乃木坂になれば手が届く、と。
きっと
誰だって 誰だって あるだろう
ふいに気づいたら 泣いてること
理由なんて何も思い当たらずに
涙が溢れる
それは
そばにいる そばにいる誰かのせい
言葉を交わしていなくても
心が勝手に共鳴するんだ
愛を分けあって ハモれ by https://www.uta-net.com/song/247989/
乃木坂が人を巻き込む理由なんてなんとでも言えます。
写真集が売れてるから?顔面偏差値が高いから?下積みがあるから?
乃木坂を愛した人だけがわかることがあります。
乃木坂にはセンターはいません、この人こそが乃木坂、と言う人が居なくても、乃木坂は乃木坂になることができます。
乃木坂のメンバーは、お互いに見を寄せ合い、刺激しあいながら加速していきます。
彼女らをつなぐのは、乃木坂のためにどこまでも強くなれる糸、そして乃木坂に関わるすべての人が羽ばたけるぐらいに細い糸です。
糸の名前を「愛」といいます。
レ・ミゼラブルを見た人にしか分からないかもしれません、ドキュメンタリーを見た人にしかわからないかもしれません。
ファンもメンバーも、乃木坂の名前の元集まるだけで、この名前は無類の強い力を発揮します。
4期生も入って、乃木坂はもっと面白くなります。そして乃木坂という渦はこれからも回り続けるでしょう。
齋藤飛鳥の水平線を見据える姿をみて、僕はそう信じられるようになりました。
やっぱ乃木坂だな!!!!!!!
http://husigiyt.hatenablog.com/entry/talk_about_nogizakapv_quizknockhusigiyt.hatenablog.com
http://husigiyt.hatenablog.com/entry/repo_about_nogizaka_nisinolivehusigiyt.hatenablog.com
私のはてなブログの需要を分析する。(Googleアナリティクス/Google Search Console)
じわじわアクセスが伸びてきている。ちょっとうれしい。
大半は検索流入で、Twitterからのアクセスはあまり無い。いくつかの検索では、1ページ目に入ることもちょこちょこ出てきた。
はてなブログには、アクセス解析機能がある。それによると、私のブログのページビューはこうなっています。
乃木坂ブログ?
やっぱりというかなんというか、乃木坂関連のアクセスが多い。それだけ検索も多いということでしょう。特にYahooは顕著。なあちゃん卒コンの語りはあんまり力はいれてないんだけど、それでも見に来る人が多いのは、注目してる人が多かったからでしょう。
Googleでは意外にクリップボードやオーディオのアクセスが多い。ちょっとしたツール記事でも保存版的に作れば誰かを救うことが出来る。。。という本来の目的を達成しつつあるようで嬉しい。
物足りない。
はてなのアクセス解析は、一ヶ月以上前のアクセスは記録に残らない。
それと、「どういうキーワードで検索されたか」も分からない。
それが知りたいなあ、と思ったので、GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleを導入することにしました。
これで、Google検索から私のブログに来た場合は、もうちょっと詳細にアクセス解析が出来ます。
やり方は簡単。
Google Analyticsを導入する - はてなブログ ヘルプ
SearchConsoleにはてなブログを登録してサイトマップを送信しよう - つなろっく
この2つを見れば出来ました。
要は自分のGoogleアカウントでキーを発行して、ブログの設定の正しい部分に貼り付ければ、 googleが自動的にアクセス解析してくれまっせ、ということです。
実際のところは、アナリティクスを導入したときに、「これアクセス数しか見れへんやん!」「あれ、検索ワードみるのはSearch Consoleか」となし崩し的に両方導入と相成りました。
Analytics
期間も割り方もいじり放題、自由自在です。
本来こういう定量的な調査は、収益化の指標とかにする感じなんでしょうね。
検索注入が8割以上を占めています。アクセスは毎日10人位?弱小ブログ乙。ハネているのはプレビュー機能を使いまくったときだと思います。
他にも、他のページに行ったかどうかとか、どのSNSからアクセスされているかとか、見ることが出来ます。
はてなブログでは除外されない管理用アクセスを、Googleアナリティクスは拾ってしまうというのは要注意です。
アクセスが増えてテンション上がったら、書いてるときのプレビューでした、というのはちょっと残念です。
Search Consoleを見てみる
こっちが本命。
Google検索流入一位は「生駒里奈 齋藤飛鳥」でした。よくわかりませんね…
でも確かに、生駒里奈卒コンのときの齋藤飛鳥は本当に現実と虚構の間に揺れ動いててエモかったですね。。。
他にもラズパイオーディオ、自作PC、Te-001D、QuizKnockなどが見られます。
XG Firewallとかもっと記事増やしたら来てくれそうです。
あと、F511 Skipperの検索流入が意外にあってびっくりしました。ちょっと詳細にやってみようかなあ。
平均検索順位は15.4。ハーつっかえ
意外に見られてもアクセスされないパターンが多い
ココらへんは、キーワードを入れて、結果として表示はされたけどアクセスがされなかったリスト。コレは宝の山です。
「シンクロニシティ ダンス」は、振りコピをしたかったんだろうなあ、と思うし、「制服 意味」勘違いはわかる。
「高架線 乃木坂」とかは来て欲しいなあ、と思うし、カンガルーノートももうちょっと来て欲しい。
こういうところはタイトルが悪かったり、画像が悪かったりしたんだろう、と反省出来る。
ネタを浚えるのがいい
別にジャンルを絞っているブログではないので、書きたい順に書きたいように書いてるんですが、やっぱり取りこぼしや書きこぼしがあったりします。
検索ワードや流入数を見ると、「あ、この需要有るのに俺ちゃんと記事にしてないな。じゃあこの事項でひと記事書こうか」とか、「こういうワードで俺の記事に当たられると申し訳ない。次は別の記事で当ててもらおう」とか、そういう需要予測が出来るようになります。
たぶん、こういう需要予測でサーチする種類を増やしていって、まだ見ぬ需要を掘り起こすのがSEOだと思うのですが、私は今の所[見られてもアクセスされないパターン]を拾うので精一杯だったので、まあプチSEOのやり方ということで。
NGT48問題とアイドルのマネジメント
実はちょっとだけNGT問題を追っていた。
別にアイドルに詳しいわけではない一介の乃木ヲタなのですが、香月貴史さんの『「アイドル」の読み方』ぐらいは読んで、まあ何年かアイドル推しをやっている(気づいたら3年目)ので、やっぱ気になるわけですよ。
アイドル好き、アイドル嫌い以外にも、スキャンダルに興味がある人、芸能界に興味がある人、ワイドショーを見ているおばさん、、、などなど、普段よりもずっと沢山の人数を巻き込んだのが今回のNGTのスキャンダルでした。
今回の公に登場して発言した登場人物を少しだけ纏めます。
第三者報告書とか、詳しく読み切っては居ないのですが…
登場人物 | 解説 |
---|---|
山口真帆さん | 被害者であり、令和時代のシンデレラストーリー?の一歩目を踏み出した、青森出身のアイドル志望の女の子、シナモロールが好き。 2018年末にファンと思しき男子大学生に帰宅直前で襲われ、警察に通報(不起訴)。その前からファンの行き過ぎた行動やメンバーの素行不良を運営に相談していたが、何も動かないのでSHOWROOMで暴露。 SNSのフォローやフォロー外しで、メンバーの関与や関係性を暗に示したり、自分は発言せずに他人の発言のファボで意見を言ったり、SNSで会見にリアルタイム反論したり、SNSニンジャというか、上手。 6月頭で研音に移籍。 |
今村悦朗 | NGT48の運営責任者。 厄介ヲタを「悪さしててもアイツらかわいいんだよ」とかいったり(非公式)、山口真帆とのSHOWROOMで山口真帆は辛く当たったほうが伸びる的な発言をしたり、けっこう怖いもの知らず感有る。 NGT48騒動でAKSに異動したが、後に更迭。 |
NGT48メンバー | 山口真帆以外のメンバー。今メディアの仕事はほぼ中井りかのみ。 山口真帆がフォローしていなかったメンバーが基本的にはクロと言われているが、人によってどこまでクロかはみんな違うので推測の域。 NGT48側は事件自体にメンバーの関与は一切無かったという姿勢は崩していない。 一方でファンからの荻野由佳や他のメンバーへの暴言が問題視されたり、 メンバー内でも捏造が加藤美南のインスタ誤爆があったり、山口真帆に言及するメンバーと全く居ない前提で話すメンバーが居たり、一枚岩ではない感じはやっぱり有る。 |
アイドルハンター(的な人たち) | 複数人いる。もちろん公式側からはAとかBとかでしか言われていないので、訴訟でも無い限り同定はできない。 繋がっている発言や、メンバーのSHOWROOMでの誤爆、過去のインスタ誤爆、写真での服装の一致、総選挙での一斉投票などから、つながりが疑われている。山口真帆を襲った人物も関係図的にはここっぽい。 |
これ一体何だったの
(運営曰く)個人のセキュリティが担保しづらい、新潟という地で、ガバガバ運営の中で10代、20代のメンバーがワチャワチャやった結果生まれたカオスってことなんだと思うんすよね。
メンバーとファンが繋がっていたかについて、第三者委員会(全部AKB関係者)の発表では、「あいさつ以上」のプライベートのつながりをもっていたメンバーが12人いたが、事件への関与はないとのことでした。後任責任者の早川真依子さんも
報告書に出ている、具体的に名前が挙がった12人ですが、 ○○がつながっていると人から聞いた。 ○○っぽい子が男の人といるのを見た。 ○○はつながっていると思う。 ○○が人目を避けるように歩いていた。 という曖昧な話ばかり。 処分しようにも全く証拠がありません。
報告書に出ている、具体的に名前が挙がった12人ですが、
— 早川麻依子 (@hayakawamaiko) May 26, 2019
○○がつながっていると人から聞いた。
○○っぽい子が男の人といるのを見た。
○○はつながっていると思う。
○○が人目を避けるように歩いていた。
という曖昧な話ばかり。
処分しようにも全く証拠がありません。#NGT48
とのことで、つながりがどのレベルでどれくらい合ったのかは藪の中です。
もう一つの争点
もう一つのでけえ争点は、初期の報道であった「襲った男はメンバーの部屋から出てきた」ということです。
もしそうならまあ一発アウトですが、公式の発表は「メンバーは既に引き払っており、その後はウィークリーマンションとして売りに出ていたことしか知らない」ということです。
出てきた部屋は向かいだったので、まあ色々疑問が残ります。「向かいのメンバーが居なくなったことが気づかないことある?」とか、「管理がバラバラな理由はどうして?」とか「ファンが住んだらどうすんの?」とか。
初期の運営の発言には、「メンバーが帰ってくる時間や部屋番号を教えてしまった」とありますが、コレもどっかいっちゃってます。
まあそういう要因が積み重なって、「メンバーと繋がっているファンが山口真帆を襲った(迫った)」という最悪の事態がずっと抜けないわけです。運営からしたら、否定しようにも噂を消すだけの材料がなく、一つでも認めればなし崩しに全部認めちゃうので、「それ否定する?」ってとこまで否定せざるを得ないという状況になっているイメージです。
その他でネットに上がっているのは、まあ新潟県へのクレームとか、メンバー叩き(もちろん山口真帆もクッソ叩かれてる)とか、過去の悪行晒しとかで、印象は変わりますが状況は変わらないような喧騒のようです。
悪いのは運営だけでいい
メンバーの暴走や素行不良(風紀の乱れ的な)があったとしても、仕事しているとはいえ未成年のやらかしで、突然テレビに出ることができて、憧れのアイドルに慣れている若い人なんだから、調子に乗るのもしょうがないと思うんです。クロもシロも、正確の良し悪しとかも関係なく。ファンを騙すのは悪いことですが、ファンのアイドルへの懸け方とか金銭感覚を問うのは難しいことですし、まあ失敗してもいいじゃないの、またチャンスがあっても。。と思います。
まあ握手や総選挙で「人気がファン次第」部分が超でかいのがAKBグループです。(坂道には握手会しかない)。でもアイドル志望の女の子はファンとの触れ合いじゃなくて、歌とダンスと可愛い服のために来ているとしたら、理想と現実のギャップも有るんじゃね?というのが正直なところです。
そういう若人が抱えた理想と現実のギャップと、推されなければ売れないという厳しい現実のはざまでナントカやりくりをして、客に満足してもらうグループを作るのがアイドル運営です。あーつら。やりたくない。
そういう意味でまあ仕事が一番できていない、やらかし倒してにっちもさっちも行かなくなったのが今のNGT運営です。事実の認定も否定も出来ず、契約金もとれずに鎮火を待っています。
ここで気になるのは「クロメン探し出して追放して新生NGTにしねえの?」ってことですが、さっきの早川麻依子さんの「つながりわかんねー」のツイートから見るに、運営とメンバーの絆よりもメンバー同士の結束のほうが硬い印象があります。普通なら、アイドル本人は運営の社員または運営と個々に契約している個人事業主なので、メンバー同士は「同期」ではなく「同業者」のはずなんですが、そこらへんの不協和音があるのでしょうか(知りません)。
それに、この炎上の状況の中でメンバーを解雇して「一人で生きろ」とするのはあまりに酷でしょう。20前後の女の子を燃えさせて追放するとか地獄すぎる。別の燃え方をします。メンバーを匿っているのは正しい運営の姿だと思います。
秋元康は知らん
もちろん、ネットたたきの喧騒には「秋元康が」という人間は一定数居ます。まあ秋元康の金の稼ぎ方が純粋じゃない、キャバクラまがいのことをして売った金でレコ大や紅白に出て、アーティストの顔させるのが仕事なのか的な、アイドル嫌いの人も居ます。
「NGT解散」とか「秋元アイドル全員吹っ飛べ」みたいな、何人路頭に迷うんだよ…みたいな状況をこの炎上のゴールに見据えてる人も居ます(冗談のひとも、本気の人も居るでしょうが。)
秋元康は、初期こそ運営に舵取りにやっていましたが、今や屋号と化している歌詞書きおじさんです。実際そうなんですが、「製造責任」「運営の犬、そうでなければ吉田豪の犬」というおもしろレッテルを頂戴しそうなので、私は個人的に秋元康は関係ない、と思っているだけの乃木ヲタということにしておいて下さい。
秋元康は企画書を書いて、企画書のもとに上がってきた曲、衣装、宣伝計画なんかをみてメンバーを決めつつ歌詞を書きつつ、コンセプトを決めるおっちゃんで、ほぼそれに終始していると思っています。制作する度に組むチームのトップが秋元康なわけです。
象徴的な事件が、欅坂46がナチス風の服装をして炎上したときに、秋元康が速攻で「チェック体制が甘かった。私のところに来ていたら絶対弾いていた。申し訳ない」という趣旨の謝罪文を出していたことです。アーティストとしてのトンマナには非常に敏感で、責任がある箇所なら発言するおっさんです、あの人は。
そういうところでは秋元康の名前はトップに出てきます。でも、例えばグループのドキュメンタリーとかには、秋元康の名前はとんと出てきません。まあでも、全部一緒くたに「秋元界隈」とみられるのは分かります。劇団4ドル50セントとかコインロッカーズは知りませんが。
例えば乃木坂46を西野七瀬を軸に、「儚くて清楚」なグループにしたのも秋元康ですし、乃木坂46初期を、生駒里奈を筆頭に「元気でオシャレな制服のマネキン」にしたのも秋元康です。欅坂に「オトナを信用するな」と叫ばせたり、「ヘビーローテション」のコンセプトを作ったのも秋元康です。「製作総指揮 秋元康」のテロップが有る限りは。
なので、メンバーのつながりがどうとか、あの子は実家であの子は地方だから、マンション借りて…とか、あの子は舞台志望だからこの人にキャスト頼んで…みたいな話を秋元康がしている気がしません。してたら面白いwそういうのは秋元康に「アイドル作るんで名前貸してください」と頼んだ側の仕事じゃないですかね。
公私共にアイドルを渡って管理すること
NGTの問題を語りながら、私の言いたいことはほとんど言ってしまった感がありますが、
仕事をしたことがなく、バイトも人による、果ては勉強も人による集団を、お金儲け出来る集団に変えるのが運営のしごとです。実際、メンバーは運営の仕事相手であり、メンバーもメンバーの仕事相手です。だけどそれはドルオタには見えてはいけないことでもあると思っています。そこに「夢」ってのが有るとしたら、それはそれで切ない話だと思うんですが。
メンバーが上手くメディア上でパフォーマンスし、世間の耳目が集まってる中でも個性を失わないように、生活や仕事の助けをするのがマネジメントだと思っています。
今回のNGT問題では、メンバーと運営の信用の破綻、メンバー同士が必要以上に友達的に(ガチの女子校並なのかな?)つながり過ぎて、派閥や啀み合いがキツすぎたことがすべての元凶ではないかと考えています。
だからNGTにメディア露出の契約がなくなるのも賛成です。NGTは、運営含めて、アイドルとしてメディアの出るべきではない。
逆に露出しまくっている中井りかが心配です。稼げているのは中井りかだけなんでしょうが、別に彼女が居なくてもAKSからのお金でメンバーもマネージャーも食っていけるとすれば、みんなで新潟から再スタート出来るとも思います。
乃木坂はどうなんだろな
乃木坂は楽屋でも本当に仲が良く見えます。いやホントに。でも本当のところは、彼女らのつながりはただの仕事仲間で、ばったり出会った友達ではないのです。でもそれが信じられないくらい、彼女らは仲が良いのです。それを仕事上手と呼べない、呼びたくないのですが。
もちろん普通のクラスのように、話さない組み合わせもあり、誰とも話す人、特定の人としか話さない人もありますが、彼女らにもいつ切れるかわからないほど細く、簡単には切れないように見えるほど強靭な絆があります。
アイドルの真の儚さ
たまにメンバーが「 ホントの友達みたいだよね、いや友達なんだけど 」と発言することがあります。メンバー内は仕事仲間という前提が共有できているのは健全なことのようにも思われます。彼女らの虚構と現実、公と私が微妙に切り替わっているのが垣間見える瞬間です。乃木坂46が笑顔のたえない、きれいで、女性のアイコンとしての意識が高いグループになっていつつも、仲が良いグループになっているのは、その公私の微妙なブレンドが今のところ非常に上手にいっていることを示しています。
秘伝のタレには継ぎ足しが行われ。大事な具材もどんどん取り出されていきます。味も変わるでしょう。そのときに残る「熟成」と「個性」がアイドルという文化に変わっていきます。乃木坂はあと何年煮込むんでしょうか。
NGTのタレが出来るのはしばらく先でしょうが、煮込む気は有るようです。あとは静観で良いんじゃないでしょうか。
コーヒーの味覚データベースを作りました
コーヒーのカッピング用のDBを作ってみました。
前回ちょっと悩んだやつを変更した感じです。
一行あたりのDBはこういうふうに見えます。
クソみたいな評価は気にしないでください。。。最初のカッピングなので。。。
OneNoteの移植も、まだあんまりやってなかったので、手写しでやっても1時間もかからずに終わりました。よかったあ
DB化って良いですね
DBは検索したり、同じデータを入力する手間を省くために導入しているので、表記ゆれは大敵です。
例えばデータを統一させようと思ったら、カタカナや英語が混ざっていたらやりにくくなります。見にくいので英語に統一しようと考えます。すると言葉を調べたりスペルをチェックする必要が出てきます。
文字を検索することで、意味がわかったり、特徴がわかったりの勉強になりますし、毎回の評価が記述されるので勉強になります。情報を並べる大事さが身にしみました。
コーヒー自体の楽しみ方はまたいずれ。
カッピングのメモをどうするか悩んでいます
まだNotionの記事も書いていないのに、Notionの使い方について悩むブログを書こうとしています。
勝間和代さんみたいな、1000字未満の記事を書いてみたいな、と思ったので…
普段コーヒーの味見をするときにメモしていること
カッピングの方法をこの本から勉強してから、比較的にコーヒーの表現が上達しています。
ポイントは
- 常に複数の豆で比較すること
- 条件を揃えること
- 同じ内容で数値を比較すること
らへんで考えています。
DBにカッピングごとに行を作成作って行の中に味のDBを更に作っています。
DBをネストしているわけです。
構造を文字で書くと。。。
カッピングDB
├担当者
├日付
├ナンバー
├名前
└内部データ
└味DB
├ナンバー
├農園
├産地国
├洗浄方式
├焙煎方式
├ドライ
├クラスト
├ブレーク
├欠点豆
├クリーンカップ
├甘み
├酸味
├口当たり
├フレーバー
├後味
├バランス
├総合評価
├購入店
└焙煎日
という感じ。 縦の構造ごとに行が作られます。
毎回のカッピングごとに新しいDBを作ることになる。書類な感じは出てて好きなんですが。。。
現状の問題
豆同士の比較ができない
DBがブツ切りになってしまうので、項目の比較が出来ない。
豆同士の比較がやりやすい?
検索や比較が面倒くさい→そういうのがそもそも発生するのか?の想像がついてない。
毎回項目を作らなきゃいけない
これが面倒。DBのフォーム型のテンプレートは今のNotionでは作れない。そもそもそういうのが目的じゃないというのも有る。
直すならこんなかんじ。
カッピングDB
├担当者
├日付
├ナンバー
├名前
├農園
├産地国
├洗浄方式
├焙煎方式
├ドライ
├クラスト
├ブレーク
├欠点豆
├クリーンカップ
├甘み
├酸味
├口当たり
├フレーバー
├後味
├バランス
├総合評価
├購入店
└焙煎日
こうするとどうなるか
一覧性、比較性の向上
一行にすべてのデータが収まるので扱いやすくなる。
だんだん編集が難しくなる
行が増えたときが面倒くさい。
入力候補が膨大に
入力がしやすいように出てくる入力候補が、データが増えすぎてデメリットになる可能性
カッピングごとの纏めが難しくなる
一日に何杯も味見したときに面倒になったり、複数人で味見したときに難しくなる→そもそもそういう感じにしたいかも想像がついていない
どうするべきか、悩み中です。
SCP-4000の話をしよう[SCP解説]
これからとあるSCPの話をします
このSCPは、結構読み解くのが難しく、私もすべてを理解している気はあまりしません。
そのうえ、裏の物語や隠しページなど、ウェブページの構造を利用した仕掛けも多く、webに慣れていないと触れることすら出来ない要素もあります。
でも、このSCPには形容し難い恐怖と熱量があります。それが伝わることを願って。
もちろん、私自身も伝えるために頑張って書きます。
名辞することができないSCP
文書の正式なルールに則れば、例のSCPオブジェクトに名前をつけることができない。
なぜかというと、
そのSCPは固有名詞を与えられることで発生する災害 がある。この災害が、このSCPのキモであり、恐ろしい点といえる。
以下、この収容プロトコルの触りのところだが、
特別収容プロトコル: 以下に述べる余剰次元の場所、ならびにそこに含まれる実体とランドマークは名辞災害(Eshuクラス)であり、そのためあらゆる名前、肩書、呼称で言及してはいけません。標準空間の外側に位置する森、ならびにその土着の実体に言及する際に用いることができるのは描写のみです。これらの描写には実体を描写するごとに変化がつけられなければなりません。描写は識別のために色分けすることが可能であり、1命名の多様性のために装飾的な言葉遣いを使っても構いません。
とある森と、その森の土着実体(native entities)に対して、”言及してはいけない”
例えば新種のりんごに「あかひかり」とか名付けて、[あれはあかひかりです]と広めた時点でアウト、というSCPである。
例えば私が、りんごを突然「ぴるるん」と呼び始めても、最初は何のことか分からないだろう。
でも何回も僕がりんごを指して、「ぴるるん」と呼んだり、「ぴるるん」と付箋を貼ったりすれば、
ああ、こいつはりんごをぴるるんと呼称しているんだな、とドン引きしながらも理解するだろう。
これが、”名辞”ということだ。この名辞自体が禁じられ、名辞によって罰を食らう空間がSCP-4000だ。
SCP-4000という空間そのもの、そしてその内部に名前のある存在は居ない。名前をつけようとした人間には災害がふりかかっている。
災害とは何なのかはおいおい。
本当に面倒なので、以下はSCP-4000と一通り呼称することにする、SCP世界ではだめだけど。
実際の文書では、数十回は登場する名詞に一切同じ名前がつけられていない。 ので、色で判別する必要が有る。同じ色の単語が同じ言葉を指している。
結局なんなのか。
SCP-4000は空間の呼称だ。とある儀式を実行すると現れる空間で、森林のように見える。
儀式は煙突のある暖炉で行い、正しく実行すれば煙突がレンガ造りの井戸につながる。 井戸から出た先が森林空間であり、泥の一本道が続いている。 この道は、進む以外のことをすると即座に連絡が途絶し、行方不明になる。 引き返す、道を外すなどはご法度だ。
この道は、強制的な一方通行であるため、幾何学的に重なっているであろう構成から逸脱している場合がある。
泥の道が急激にカーブしているため、どう考えてもさっき来た道と交差するはずの道筋であっても、道が交差していない場合があるということだ。
道を進んだ先には、再び井戸があり、その先は元の暖炉に戻る仕様?になっている。
森林には文書の用語で土着実体が登場する。要は森林には生き物がいる。
知的で、無礼な態度を取ることは許されない存在だ。文書には写真も載っている。
名前をつけるとどうなるのか。
文書の名辞災害、名前をつけて発生する災害には以下のようなものが挙げられている。
- 影響された名称に暴露した対象者らに発生する反復性群発頭痛。
- 暴露した対象者らに発生する、通常名称によって描写される環境または実体に関する幻視あるいは幻聴。少数の事例のサブセットにおいては幻味および幻臭も報告されている。
- 暴露した対象者らに発生する突然の心因性健忘。
- 暴露した対象者らに発生する、羽毛や花粉嚢といった非人間的な身体的特徴の発達。
- 名称が表記あるいは記録された非生物媒体に発達する生体要素。
- 手続4000-ハロウェイ(筆者注:儀式のこと)を用いることなしの、影響を受けた対象者らの突発的・非自発的な名のないものたちの原野への移動。
- 名称が使用された屋内空間への様々な植物群の出現。
- 名称が使用された地域への土着実体らの突発的な移動。
- 暴露した対象者らと土着実体らの生物学的融合。
- 名称が使用された建築空間と土着実体らの生物学的融合。
- 暴露した対象者らが示す、予想される有害な副作用なしの極度の鉄欠乏。
太字にしたところが、ケースとして挙げられているもの。
特筆すべき収容違反のページをいくつか見ていく。
命名対象: SCP-4000の中の道 違反日時: 1955年12月22日
概要: デスク・デスク(Desk Desk)は名もなき星々の下の茂み(編注:SCP-4000)における初の成功裡の探検ミッションを終え、ただちに隔離された。72時間異常な性質を示さなかったのち、デスク・デスクは彼の体験を記す許可を得た。研究者らが彼の進捗を確認するために戻った際、デスク・デスクは姿を消していた。後にデスク・デスクが執筆に用いていた鉛筆、紙、ハーヴェイ・マンスフィールド(harvey mansfield)から痕跡量の土とヒト組織が発見された。
この記述当たりで、このSCPのヤバさがわかる。
この文書の執筆者は既に認識災害に遭っている。それはこの文章のおかしさからもわかる。
普通、人名に、「デスク・デスク」とは名付けない。執筆に用いていた道具[鉛筆、紙、ハーヴェイ・マンスフィールド(harvey mansfield)]ってなんだ?
この、ハーヴェイ・マンスフィールド、というのは机(Desk)のことだ。そしてこの報告者がデスク・デスクと呼んでいる存在は人間である。
報告書の執筆者は、机のことをそう呼んでいる。そして、この収容違反。。。おそらく道に名前を記したであろう人間。。。のことをデスク・デスクと呼んでいる。
事象をまとめるとこうなる。
- ハーヴェイ・マンスフィールドが探検から帰還する
- 帰還したあとの記述の際に道に名前をつける(収容違反)
- 執筆に使っていた机とハーヴェイ・マンスフィールドの呼称が入れ替わり、
机がマンスフィールドという名前、人間がデスクという名前になる。
名辞災害であるため、探索者はもとからデスク・デスクという名前だったことになる。 - 探索者は道と生物的融合を果たし土とヒト組織になった。
名辞災害が周囲の人間に及び、定義自体の書き換えを起こすという点がこのSCPの災害の特徴とわかる。
命名対象: 土着実体 1958年8月19日
概要: 探検ミッションを完了したのち、フィールドエージェント・イーサン・メルシー(Mercy)・メルシー・メルシー・メルシーが特定の土着実体を表すのに同一の形容を複数回用いた。数分後、彼は強い吐き気を訴え、血と骨髄を嘔吐し始めた。 エージェント・メルシー・メルシー・メルシー・メルシーは数時間にわたり、如何にかして口から自身の骨の大半を吐きだしたと報告された。続く数日間、サイト-08中の職員が女性の笑い声の幻聴を経験した。
Mercyはマーシーとも呼ぶが、「慈悲深い」「思いやりのある」ということだ。
そして今回もやはりエージェントの名前がおかしい。
このエージェントは、名前がMercyになってしまった。「慈悲深さ」と名前を入れ替えたのだ。
彼女の名前は形容詞に奪われ、もうどこにも表現され得ないだろう。
同じ表現を使ってはならないという収容プロトコルに違反し、その場で彼女は、前述した
- 暴露した対象者らが示す、予想される有害な副作用なしの極度の鉄欠乏。
を引き起こした。つまり血と骨を吐き出して死亡した。
幻聴などは、彼女の存在を知っていた人間にも、影響があったことを示している。
例えば彼女の名前が元から書いてあった書類などを読むと、その名前はSCP-4000に吸収されているため、影響を受けると思われる。
1954年6月9日の名辞災害 対象:空間そのもの
[1340S] 語られぬ名の窪地(編注:SCP-4000)が発見され、フィールドエージェント・ギャレット・ブラッドレーにより臨時のタイプ-E5が与えられ、名辞的収容違反を引き起こす。
[1347S] エージェント・ブラッドレーが徐々に硬材の床に沈み始める。付近のエージェントらはその場から逃れる。
[1348S] 家屋を出た直後、タイプ-E指定に気付いていなかったティモシー・ウッズを除くすべてのエージェントが突然不動になる。
[1349S] 動けなくなったエージェントらは胴体が引き延ばされ、苦痛を声に出す。
[1351S] おおよそ手続4000-ハロウェイが実施された煙突と同じ高さに到達すると、エージェントらの伸展は停止する。彼らの顔面の開口部から煙が噴出する。ティモシー・ウッズが無線を通じてこれらの展開をサイト-08に報告する。ティモシー・ウッズが言葉に力のある世界(編注:SCP-4000)を描写するため繰り返し"█████"という表現を用いた際、二次的収容違反が発生する。
[1355S] ティモシー・ウッズが"木に[彼の]名前がある"と発言。サイト-08の職員がティモシー・ウッズに更なる情報を要求する。ティモシー・ウッズは無線を飲み込もうと試み、体内の負傷によりまもなく死亡する。
名辞災害の影響の箇所を太字にしました。
エージェント・ブラッドレーは、SCP-4000に名前をつけたことにより、家の床と融合。
他のメンバーも、エージェント・ブラッドレーの名辞を認識していたため、二次的被害を受け、体が煙突のサイズまで引き伸ばされ、煙から口を吐く。(おそらく煙突と混ざった)
木に[彼の]名前がある
「木に彼の名前がある」とはどういうことか。
一般的にされている推測は、このあとの「さらなる情報を要求されたウッズが無線機を飲み込み死亡」という描写から、ティモシーの実際の名前はウッズではなく、木(Woods)と名前が入れ替わりWoodsという名前になったというものだ。
- 木に奪われた彼本来の名前を、彼は森から認識している。
- オペレーターは森に関する情報を要求した
- オペレーターが発したであろう[森]の名前は、ティモシー自身の名前に既に入れ替わっている
- ティモシーは[森の調査]として無線機を飲み込んだ
というのが無線機を飲み込んだ説明として一般的なものだ。個人的には、もっと深い解釈が有りうるのではと思っている。
最終的にはオペレータには、
[1424S] 隔離されたサイト-08職員の両眼窩から、木の枝に類似した骨性突出物が現れる。両眼窩において完全な眼球脱臼を示しているにもかかわらず、職員は一切身体的不快感を報告しない。
ということで、目が樹になってしまったようだ。
土着実体の正体について
上記のような数回の恐ろしい実験(なぜ実験をする必要があったのだろうか)のあとに、
財団は安全に森を抜け、土着実体を交流するための複雑なルールブック(プロトコル)を作成した。
土着実体は会話する程度の知性を持ち、短気ではあるが礼儀を重んじる姿勢を常に崩さない存在として描かれている。
しかし、文書の端々に、土着実体の攻撃性が明らかになる箇所がある。
- 土着の実体が人間に対して本質的に有害であるように思われた稀な事例が記録されています。
ただでさえ ルールの逸脱=死 のえげつない空間で、最初から憎悪を持っている存在も居るようだ。
更に、最後の人間のジェイパーズ博士と、うさぎ頭の土着実体との礼儀正しい交流を描いた ”インタビューログ4000-0215”について、
末尾にとある恐ろしい記述がある。
後記:(前略)しかしながら綿密な分析の結果、探検用装備の上に彼(編注;ジェイパーズ博士)が脱ぎ捨てた毛皮には、遺伝子的異常は一切発見されませんでした。
博士が毛皮を着ているはずがない。
ここに最後に重大な入れ替わりと、それに潜む悪意が隠されている。
ウサギ紳士の悪意
ジェイパーズ博士は、土着実体との交流に非常に習熟している様子が、インタビューログ4000-0215 からは見て取れる。何行にも記録されているコミュニケーションで、話し相手のことを同じ呼び名で呼んでいることは一度もない。
にもかかわらず、実は、ジェイパーズ博士とウサギ紳士の間には入れ替わりが発生している。
ログの冒頭にはこんなやり取りがある。
"この辺りの土地では見ない顔だね、はじめまして。煙草を失礼するよ。ちょっと私の意見を広めにね。君の名前はどうだね?"
ジェイパーズ博士: どうと……? すみません、それはお教えできません。
ジェイパーズ博士が頭を下げる。
"君は頭が弱いのかね? 私はただ君の名前はどんな調子だと訊ねているに過ぎない。私の名前は最近ラズベリーの香がしてきたように思う — あるいは、おそらく金魚草か。近頃は区別も難しいが、努力はするものだ。"
ジェイパーズ博士: あぁ、申し訳ありませんでした。私の名前は近頃ずいぶんと酸い味がするようです。
お互いに名乗ることは出来ないが、名前の印象を述べている。確かにジェイパーズという名前はすっぱそうだが、注釈をよく読むと
- 後ほどジェイパーズ博士はSEP-2.03に違反したかどで譴責されました。
とある。SEPー2.03は
…2.03 虚偽であると自覚している発言をしてはならない。
である。その場しのぎで酸っぱいと言ってしまったらしい。
ジェイパーズの酸味は置いておきたいところだが、ログは
"待て! 何をした? 私には分からな…… 私の名前はどうなったんだ? 出来な……" ジェイパーズ博士は素早く家を退出する。彼が去っていく間、彼の以前の友はすすり泣いて両手を見る。 ジェイパーズ博士: ふむ。たしかにかなり酸いな。
で終わっている。
ジェイパーズ博士が、「ふむ。たしかにかなり酸いな。」と発言するだろうか。
ここで酸っぱさを実感しているのは、ジェイパーズ博士という名前(とそれに伴うアイデンティティ)もろとも奪ったウサギ紳士だ。
後記:(前略)しかしながら綿密な分析の結果、探検用装備の上に彼(編注;ジェイパーズ博士)が脱ぎ捨てた毛皮には、遺伝子的異常は一切発見されませんでした。
ジェイパーズ博士と名乗る(入れ替わりによって名乗る結果になった)ウサギ紳士が毛皮を着ているのはとうぜんのことだ。
名辞による攻撃
ウサギ紳士とジェイパーズ博士の非常に理知的で紳士的なコミュニケーションの中には、実は、SCP-4000の性質を利用した、恐ろしい攻撃が含まれている。
遭遇3のログにはこうある。
"そうだろうと思っていたよ!(中略)間違いなく君には興味のない話だろう、学者の友よ。" ジェイパーズ博士: それどころか、もっとこうした話をお聞かせ願いたいものです。あなたと仲間の方々の生活に大変興味があります。 "分かっているとも、学者の友よ。" 強い一陣のそよ風が家の中を通り抜ける。30秒ほど両者喋らず。そこに住まうウサギ人間はうめき、痛みに苦しむかのように頭に片手をやる。ジェイパーズ博士がティーポットに片手を置く。
おわかりいただけただろうか。
ウサギ紳士がジェイパーズ博士のことを[学者の友]と二度呼んでいる。
その瞬間におかしなことが起きている。
表に書いてみるとこういうことだ。
入れ替わり前
名前 | ジェイパーズ博士 | ウサギ紳士 |
---|---|---|
名前のイメージ | 酸っぱい(嘘) | ラベンダーっぽいらしい |
見た目 | 人間 | ウサギの皮をかぶった人型 |
属性 | 財団職員 | 土着実体 |
自己認識 | 自分をジェイパーズ博士と思っている | 自分を土着実体と思っている |
周囲の認識 | ジェイパーズ博士 | ウサギ紳士 |
入れ替わりあと
名前 | ウサギ紳士(仮名) | ジェイパーズ博士 |
---|---|---|
名前のイメージ | ラベンダーっぽいらしい | 酸っぱい(嘘) |
見た目 | 人間 | ウサギの皮をかぶった人型 |
属性 | 財団職員 | 土着実体 |
自己認識 | 自分をジェイパーズ博士と思っている | 自分を土着実体と思っている |
周囲の認識 | ウサギ紳士(仮名) | ジェイパーズ博士 |
名前と、名前に伴う現実改変が起きているが、
本人のアイデンティティというか、自己認識は変わっていないのだ。
これは攻撃なのか
この調査から帰ってきたのは、ジェイパーズ博士と名乗るウサギ皮の人間なのだが、名前はジェイパーズ博士になっているので、みんなジェイパーズ博士と思って受け入れてしまった。
毛皮を脱ぎ捨ててもそれに気づいていない。
彼の行方はわからなくなった。のか?
毛皮を脱ぎ捨てるってどういうこと?
このウサギ紳士は何を目的として、ジェイパーズ博士に成り代わったのだろうか。
いくつかのTaleと提言が、鍵になっている。
http://ja.scp-wiki.net/taboo/offset/1
http://ja.scp-wiki.net/scp-001-o5
SCP-4000はコンテストの優勝作品だが、テーマは「歴史」となっている。
上記のSCPには、過去に財団が所持していた工場と、そこを襲撃した存在との戦争が描かれている。
今の私が書くにはこれが限界
というよりも、もっと骨太な記事が何本もあって、
私も読むだけで精一杯。。。
翻訳やニュアンスの突き詰めをもっとやりたいので、解説は個々らへんにさせていただきたい。すみません。。。
いくつかの紹介記事
この駄文を呼んでSCP-4000に興味を持っていただいた慈悲深い読者の方々のために、
私も読むだけで精一杯だったSCP-4000の解説をいくつか貼らせて下さい。
[新版考察]SCP-4000の法則について - Privatter -
特に1番目の記事は骨太も骨太、数万字の文字数があります。
まだ私のSCP歴が浅いということもありますが、
何名もの財団職員が文書から事象を解き明かそうと、深海までダイブして、深く、網羅性の高い生地を投稿されています。
あまりにも奥深いSCPの世界、まだまだこれからです。
つかれた
一発目に4000持ってくるのは疲れた…
というよりも、書きかけの記事が何日も置いてあるのは精神衛生上よくない。
とりあえずもうちょっと見てもらえる、見やすい、書きやすい記事、、、ということで
次回は吊られた王の悲劇当たりにしてみようと思います。
16枚のGIFで見る、乃木坂46 『Sing Out!』(100MB近くあります。回線注意)
シンクロ以来のスクショレビュー
みなさんこんばんは。全円スカートっていいですよね、husigiytです。
乃木坂46における公式として、
SEISHIROさん + 乃木坂46 + 全円スカート = 尊い
という公式が設立してはや1年が経とうとしています。(諸説あり)
ついにスクショレビューで再び全力を出すときが来ました。
アイドルや乃木坂の記者でお馴染みの横山慧さんからピナ・バウシュの名前が出てて、調べたら春の祭典の振り付けの方で、戦々恐々としてたんですよね。
乃木坂46新曲「Sing Out!」のミュージックビデオが公開。
— 横山慧 日刊スポーツ (@big_yokoyama) 2019年5月3日
「グレイテスト・ショーマン」テーマ曲のようなエネルギー感あふれる構成。Seishiroさんの手がけた齋藤飛鳥さん中心とするダンスは、ピナ・バウシュさんの世界観のような力強さ。
白と紫の衣装も映えますね。https://t.co/sIdelbIvcU
ふたを開けてみればやはりというか、超かっこいいダンサブルなナンバーでしたが、
舞台を踏みつける力強い音とクラップ音が印象的ですね。
今回は前回の単純スクショから少し進化して、GIFでスクショを取りました。
さあ語るからちょっと聞いていってくれますか
1.キメッキメあしゅ
一発目から思いっきり決めてくれる齋藤飛鳥選手
後ろのメンバーのポージングもかき消す、見下ろし加減、計算しつくされたポーズが最高すぎる
2.だれが一番ターンが美しいか選手権
堀ちゃんはちょっと隠れちゃって残念だったけど、いくちゃん/あしゅ/まいやんは最高に美しいターン
かずみんのターンは手がきれいだけど、上半身が先に入っているので、ターンというよりはヒネリ感が出ちゃってる。
特にいくちゃんと齋藤飛鳥選手のターンは腰から入るというか、体のひねりが少ないから、スカートがきれいに回って暴れない、ねじれが少ない。10点
3.みなみちゃんvsきいちゃん
大ぶりで獣のように踊るきいちゃんと、優等生感のあるみなみちゃん。対比も有りつつの仲良し感のある二人のダンス。
4.サビ前に優勝を決める齋藤飛鳥選手
これは優勝
スカートをオーロラのように美しく扱う齋藤飛鳥選手が全力を出した瞬間。最後の表情も強い。
5.ClapYourHandsを思いっきり解釈して遊び倒すあしゅりん
画質が悪くて申し訳ないのですが、、、
左手を上げる最初のポーズから、正面を向く転換で、あしゅの手が暴れています。
他の人が手を一回叩く手のフリをしているところを二回叩いてる。芸の細かい…
6.この振りで一番むずかしいっぽい箇所
膝や腰がまがっていたり、姿勢が崩れたり。。そこからの最後のポーズへの展開がすごい難しそう…
いくちゃんが肩を入れるとかのアレンジで姿勢がかなり崩れて見える。後ろの蓮加ちゃんもかなりアレンジしてるけど、姿勢のばらつきも相まって結構崩れて見える。
7.ちゃんとヒップホップしてる蓮加ちゃん
SEISHIROさんのダンスは、モダン/バレエ/ジャズ/ヒップホップ、色々混ざっているイメージ(ダンスそんなに見たこと無い素人です)が、
ここは結構はっきりヒップホップ。そしてヒップホップダンスを習っていた岩本蓮加が後列ながら存在感を出している場所
8.この衣装があしゅにハマっていないじゃないか説
齋藤飛鳥先生の腰の位置より少し上にスカートの根本があるせいか、スカートが思いせいか、スカートがシンクロのときほど生き生きしていない。
ただ、回転のときの美しさはピカイチ。
9.走るって難しい動作だ
ドタドタしちゃう。。ツーっときれいに走れてるのは蓮加ちゃんぐらいかな。。
10.バチ決めいくちゃん
いくちゃんの白いスカートは多分他のメンバーに比べて軽いんだろう。フワッフワ。
造形とポーズの決め方が素晴らしい。いくちゃんいつ練習してんの???
11.円のフォーメーションは、乃木坂の新たな定番になりつつある
シンクロニシティは「一輪の花」だったけど、今度は「キャンプファイヤー」だ。
ピナ・バウシュが想起されたのは個々かもしれない。ところどころ儀式っぽい。
12.白石さん優勝案件
さっき難しいといったポーズ、ちょっとぎこちないながらも白石麻衣選手が堂々の優勝(個人の感想です)。
13.既視感のあるセット
君の名は希望の通常バージョンのセットみたいですね。
あっちは橋、こっちはバリケードですが。
14.まいやんのシンメ=いくちゃんはもっと浸透してほしい
二人で踊るカットもありますが、どちらも真正面を向いて並ばれているカットが大好きです。
15.推しが3列目だけどピンで抜かれて嬉しい(私見)
でんちゃん、ピカッと笑う笑顔といい、顔の小ささと手の細さといい、ダンスのキレといい、目を引く感じがあるんですよね。(私見)
後列でこんなにはっきりピンで抜かれてるの、あしゅ、いくちゃんとでんちゃんだけだと思いますよ。マジで
16. きっちり締める齋藤飛鳥先生
最初と最後のポージングが強すぎる、
神々しいというか、キメッキメというか、細部に宿った気合の入り方がポーズの隅々まで出ていて、
他のメンバーをこのポジションに立てて果たしてコレと同じことが出来ただろうか、と思うくらいには神がかったポーズだと思う。
コレが乃木坂か
齋藤飛鳥が、ブログで所信表明というか、考えていることを言っていた場面が有りました。
「これが乃木坂46です!どーん!」ってしていなくては。我々がちゃんと立っていなくては。 皆さんも戸惑ってしまいますよね。 我々は見てくださる皆さんの為に、どーん!と立つのです。 だから見てくださっている皆さんは一旦、一旦でいいので大きめに、大きめに目を開いて待っていてくださいませ! お願いします!
何度も取り上げましたが、あしゅのパフォーマンスには美しさを超えた凄みが有りました。
少しずつ、パフォーマンスするということ、不安を押し殺して一歩前に進むことで見せられるものがあることが伝わってきているように思います。
これも一つのスタートラインでしょうか。
歌詞レビューは気が向いたらするかもしれません。
個人PVもレビューできたらいいなあ