何かを取り戻すまでの日記

生涯のうちにやりたいこと

映画『ジョーカー』感想。止まらない分断と格差の作品

社会はなぜ弱者を救わなければいけないのか。自分で生きられない人を救わなければいけないのか。

「弱肉強食でいいじゃん」「自己責任だ」という意見は簡単に聞くことが出来ます。

果たして、この映画を見た後でもそう思うことができるでしょうか。

あらすじ

ジョーカーは非常にシンプルなストーリーと、綺麗に畳まれたオチの中に、決して暴かれない、だれも言葉にできない不思議な気持ちが残ります。ジョーカーはその“面白さ”の正体を「聞いてもわからないだろう」と切り捨ててこの物語は終わります。

社会はなぜ弱者を救わなければいけないのか。この映画を見た上での私の答えは「ジョーカーのような人間を生み出さない為だ」という感じです。

現代の言葉で言えば、「無敵の人」「キモくてカネのないオッサン」とでも言えそうなジョーカー。

暴力の荒れ狂うダウンタウンの中で、一部の富んだ人間だけがテレビの向こうで理想を叫ぶ世界。

コメディアンになるという夢も、母親の愛情も、全てが虚構であり幻想であり、現実は自分を傷付けるものでしかない、この世に絶望しかないのだと知ったジョーカーは、一周回って爆笑して、自分の人生そのものが笑うしかない喜劇だと思い知ります。

間違いなく、ものすごくよく出来た映画です。

バッドマンとの因縁の描き方、惚れ惚れするほどあざやかな劇場型犯罪

証券マンの殺害が波及する様と、その発信元の張本人であるアーサー・フレック自身の対応。

オープニングからの小児病棟からのスタンドアップコメディーからのTV出演までのあざやかな流れ。

アーサー・フレック自身に次々降りかかる、本人にはどうしようもない不幸の連続と大富豪ウェイン。ウェインとアーサーの明確な関連性。

デモに紛れてハイソサエティのパーティに忍び込むのはちょっと出来過ぎと思いましたが、映画の構成や風呂敷の回収がことごとくあざやかで、よく練られた映画でした。

この映画から何を受け取ればいいのか

ジョーカーの映画を酷評するのは非常に難しいです。なぜなら、この映画を頭ごなしに酷評することは、ウェインの側に立つ、つまり社会的な地位やポジションを気づいている、金持ちの側からのポジショントークの誹りを免れないからです。

失うものが何もない人間の自爆テロを、まるでテロの矛先が自分に向けられているかのように怯えて防衛して非難するのは、私の中では違う、と明確に感じました。

ジョーカーに思いっきり感情輸入して礼讚するのも違和感があります。まるで自分が貧乏人で、この世の何もかもをぶっ壊して、復讐も何もせずただ破壊と混沌を楽しむ様をみて「胸がすいた」とはとても言えません。

ジョーカーを多くの人が考えさせるのは、そういう部分だと思います。明確な答えを出しにくい映画なのです。

『ジョーカー』という映画に救いはありません。

主人公アーサー・フレックが置かれた状況は映画の始まったところからすでに救いようがなく、登場人物も誰一人として幸せになりようがありません。

そのような状況になってしまったのは全く運命の悪戯ですが、スタート地点はただの貧困なのです。

私たちは自分がジョーカーのように自分で自分を救えない人間になっているか確かめる必要があります。

自分はそうではない、と思っているそこのあなたは、そういう人を救う手立てがこの国にあるのかを知らなければいけません。

絶望的な絶望に陥っている人に対して、人間一人ではほとんど無力なことが多いです。

たいてい、福祉の力を借りるしかありません。

ジョーカーを生まない様には、そうするしかありません。

そもそも、ジョーカーを礼讚する人でさえ、この映画がオチとして描いている状況をヨシとはしないはずです。

この映画はパッと見では分断を呼びかねない基本的な映画ですが、この映画の結末は万人にとって望ましくないというぐらいには、私は人間の理性を信じたいと思います。

ただ一つ、ジョーカーに足りないものがあるとしたら、それはギャング的な反社会組織、非公式な暴力装置が存在していないことです。

福祉のセーフティネットで弱者を救うこと、自分で自分を救えない人を市民の税金で救う必要性について、

ただひとつ抜けているものがあるとしたら

「それをしなければ、失うものも行く先も無い人々に手を差し伸べるのは反社会勢力だからだ」という意見を見たことがあります。

この映画でなるほどな、と改めて思いました。

この映画にはチンピラやパリピ的なサラリーマン以上の悪人は存在していません。そうでいて社会の分断が進み、貧困化が深刻化し、治安が悪化した時に出てくるのは、まず最初に集団の暴力装置であると思います。マフィアとかギャングと呼ばれる人です。

集団的な暴力集団が縄張り争いをする世界では、蔓延るチンピラもたかが知れているでしょう。

悪い治安、弱い福祉の中でも秩序が保たれるとしたら、そういう反社会組織無しにはありません。

そういう秩序ある悪のない世界を描いたのがジョーカーなのでしょうか。

だからといって、ジョーカーは反社会的組織を礼讚している映画では全くありません。

やっぱりこの映画ロクな結論にならないな。

まだ見たことのない方は、ぜひ。

【途中からネタバレあり感想】舞台「仮面山荘殺人事件」を観劇しました。

見てきました。

伊藤万理華さんの卒業後の舞台はもしかしたら初めて見たかもしれません。

公式HPからあらすじ。

製薬会社社長の森崎伸彦が所有する山荘。
交通事故で亡くなった社長の娘・朋美を偲ぶため、
婚約者の樫間高之、従妹の篠雪絵など、8人の男女が集まってくる。
そこへ、逃亡中の銀行強盗が侵入!
外部との接触を断たれた8人は、何度も脱出を試みるが、
ことごとく失敗に終わる。
恐怖と緊張が張り詰める中、ついに1人が殺されてしまう。
しかし、現場の状況から考えて、犯人は銀行強盗ではありえなかった。
残された7人は極限状況の中、犯人探しを開始する……。

はじめに断っておきますが、ネタバレが致命的になり得る作品です。

東京公演は全て終わり、大阪公演も少ないですが、ブログ記事を全文読まれるなら、せめて原作をご覧になってからをお勧めします。

一応、コアのコアなネタバレは伏せていますが、後半はほぼゲロっています。ご注意ください。

伊藤万理華推しのアナタのためのレビュー(ネタバレなし)

まりかさんのあどけなくて可愛らしい感じが結構存分に出ていました。

平野綾さんとのコンビというか、それぞれの役の共通点としてお互いに比較できる部分があったのですが、ちょっと恋する乙女感のある演技は以外に新鮮かもしれません。

妖精感のあるかわいいポップな演技と、獣のように荒々しくダークな雰囲気がある[SUNNY & BLUE]なまりっかとはちょっと違う、ピンクで色っぽい感じでした。

作中で一番のヒロインで、マドンナ的な立ち位置です。

ごきげんよう」のセリフの裏にはいろいろな努力が見えますw

演出の人は、伊藤万理華さんの明るく演じられる部分をSUNNYかSEXYがどっちに振ろうか迷った感じはありましたが、等身大のまりっかを感じる部分も、大人らしさを感じる場面もある"雪絵"さんでした。

後半につれて雪絵さんの心がわかっていくと同時に、あのときのあの場面の雪絵さんはつまりそういうこと?という振り返りが必要になってきて、しかも何回か更新されたりします。これは非常に重要なポイントです。

つまり最初から結構含みのある演技をしているということです。最初から必見です。

見ていない人や円盤が楽しみな人に3つだけポイントをあげるとすれば

  • 仮面
  • 警察官
  • カバン

です。この3つは注目してください。

キャストの方も言っていますが、超舞台向きの王道サスペンス。そして面白い、更に笑いもちゃんとある。引き込まれる。

ぜひご覧ください。ここから下を見ないようにしながら。

ここから先、ガチのネタバレ注意です。

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乃木坂46 真夏の全国ツアー2019 神宮三日目LV感想!!そして表題曲とソロ曲の関連性。

LV見てきました。簡単にメモ。

セトリ全体はこちらから。

M01 ガールズルール センター:白石

まいやんが車から降りて歩いてくる演出。その後いつものドスが効いた煽り。

3期MC

よだちゃんが飛鳥にキスをせがむことを決意。

M10 他の星から センター:飛鳥 遠藤

齋藤飛鳥のダンスの迫力が違うことを改めて感じた。エグすぎる

遠藤さくらも映えるが、飛鳥先生のダンスはレベルが違う。動きの滑らかさ、ポーズの完成度、指の先まで完成された振り、何もかもが違う。

腕や体が圧倒的に軽いこと以上に、体を動かす才能や練習量が違うことが感じられた。

M11 白米様 センター:生田 伊藤純奈 久保 賀喜

ナゴドに引き続き見れました!

4人とも本当に上手だったが、ハモリが少し甘いように感じた。

M12 自分じゃない感じ センター:桜井 和田 中田 阪口 金川

たまちゃんの可愛さ、やんちゃんのスマートさがバッチリ出てしましたね。

これは初めて見れた!

ちゃんとストリートっぽく踊れているのは桜井先生、金川先生の二人だけに見えちゃいました。たまちゃんは可愛すぎ、かなりんはエロすぎですね

シャッフルダンスってご存知でしたか?私はLMFAOのこれを思い出しました。

www.youtube.com

たまにクラブとかEDMフェスで踊っている人がいますね。

マイケル・ジャクソンムーンウォークもこれに当たると思うんです。空中を歩いたり、足の動きと体の動きが一致していないように見えるダンスですね

M24 ハウス! →桜井トロッコで移動

ここで設楽さん登場。

いくちゃんが泣いていたのは、関係者席の卒業生陣をみたからみたいでしたね

M28 ジコチューで行こう!

よだちゃんキス失敗

M29 Sing Out!

ちょっとしたアクシデントがありました。

歌が始まるタイミングになっても、「La La La...」のバックコーラスが鳴り止まない。

メンバーも困惑していましたが、フロントメンバー、特に齋藤飛鳥大先生を中心にメンバーが音頭を取って、無事方向修正していました。

VTR 桜井玲香の8年間振り返り

MC 桜井玲香スピーチ

EN1 時々 思い出してください 桜井

泣いちゃうれいかちゃん

EN2 夜明けまで強がらなくてもいい 遠藤

もうここが最大の見せ場でした。

モデルプレスのこの写真。

https://img-mdpr.freetls.fastly.net/article/wjeL/nm/wjeLTFB7JtrpgRS7HEtj8896L88ROKniR0MrlMzhCcg.jpg?width=700&disable=upscale&auto=webp

Photo by モデルプレス

https://mdpr.jp/music/detail/1866541

最高すぎません?これが継承なのか…としか言えません。

えんさくちゃんがこんなにグッと来る顔で泣くってのがそんなに無いんですよ。そこに桜井先生のこの優しい顔。

脱線:[背中を押す]ということ。

表題曲 夜明けまで強がらなくていい には、こんな歌詞があります。

太陽は 太陽は 夢の背中を押す

そして、桜井玲香のソロ曲 時々思い出してください には、こんな歌詞があります。

もう何も後悔はない 私の背中を押してください

そして、思い出してください。

4期生は「4番目の光」なのです。

彼女が卒業後も乃木坂を引っ張っていける存在になるように、

乃木坂46も彼女を後ろから押す存在ということを、4期を先頭とした乃木坂46桜井玲香は誓いあっているように見えました。

BUMP OF CHICKENの『宇宙飛行士への手紙』に

笑いあった過去はきっと 後ろから照らしてくれるから

笑いあった 過去がきっと 未来まで守って くれるから

という歌詞があることを思い出しました。

彼女らの青春こそが、彼女らの背中を押す追い風になりますように。

若月佑美の登場、卒業生代表して花束贈呈も最高でしたね。

やっぱ乃木坂だな。

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スクショとGIFで語る乃木坂46『夜明けまで強がらなくてもいい』MVレビュー考察

乃木坂46の24枚目シングル、「夜明けまで強がらなくていい」が発表されました。

毎度おなじみとなりましたが、スクショやGIFで見つけたポイントをちょこちょこ語っていきたいと思います。

最初にやったシンクロニシティはスクショのみ、第二回で開催したSing Out!はGIFのみでしたが、スクショは物足りなさ過ぎ、GIFはページが重くなりすぎました。

その反省を生かして、今回は動きが必要なところだけGIFにしてみます。 今回は場面ごとの語りだけでなく、MV全体の雰囲気やポジション、メンバーの演技にと幅広くやっていく予定です。

では行ってみましょう。

ポイント

”新人曲”としての新しい地平

今回の4期のMVは3期の新人曲「逃げ水」のころに3期と比べて、4期メンバーへ要求する内容が格段に上がっています。

 逃げ水はMVの構成やフォーメーションが"乃木坂に入りたての新人ちゃんをみんなで支えていこうね"というコンセプトになっていました。 それに対して、4期曲である「夜明けまで強がらなくていい」は、"疲れやマンネリ化に対する刺激、苦悩から救う新しい光"として4期生を描いています。明らかに要求するハードルが上がっているのです。

 甘やかすことが出来た3期生との時間は過ぎ去り、3期生は成長し、その間(橋本奈々未卒業~西野七瀬卒業)の間に沢山のメンバーが乃木坂を去り、己のため、乃木坂のために新しい舞台に旅立ちました。

爽やかに道を選ばず吹きすさむ「3番目の風」とは違う、変化と別れに晒された中での乃木坂46の目指す「4番目の光」が乃木坂4期生と感じられます。

 その役割を表すかのように、MVでの彼女らの表情は超然とし、悲しみや憂鬱さを乗り越えたかのような堂々とした佇まいを見せています。彼女らは、先輩方のたどり着いた境地や理想に更に高純度に近づくべく集められた存在なのではないでしょうか。

秋元康渾身の歌詞、曲もよくついていった

今回の曲は歌詞がめちゃくちゃかっこいい。ホントにカッコいい。

"暗闇は涙を捨てる場所" "命の無駄遣い 誰に謝るか"(誰に謝れば良いのか?誰に謝らなくても良い!)という力強い歌詞、憂鬱な気持ち、廃れた気持ちのそこから立ち上がること、自分らしく生きるんだ!という気持ちがどこからともなく立ち上る様がめちゃくちゃ描かれています。秋元さんGJ

水道の蛇口が出てきたのは何度目の青空か?などがありますね。

フラメンコ感のある曲自体も素晴らしいです。要所要所で3つ打ちを使用したパーカッション、ギターとストリングスの疾走感、朝焼け前に聞いたらぶち上がりそう。

曲の最後には、タンタンタン…と誰かが走っていくような音が入っています。

誰が走っているかは、各々で想像したほうが楽しいでしょうw

MVのこだわりとメンバーの挑戦

公式サイトによると、Documentary of 乃木坂46の丸山監督がメガホンをとられたとのことです。

乃木坂46では数多くのMusic Videoを手掛け、2015年に公開した乃木坂46初のドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ方 Dcumentary of 乃木坂46」の監督でもある丸山健志さんに指揮を執って頂き、「メンバーの心情模様を画面に濃密に描きたい」という監督の思いから、あえて4:3での映像演出になっている所にも注目です!!

4:3での映像演出は、より正方形に近い映像…つまり、左右に映りがちな背景をカットするということです。 人間は縦長で、顔もまあ正方形なので、16:9の横長の映像は常に背景が大きく移る画作りが要求されます。

メンバーを普通に撮った時にも、より人間の比率が大きくなるように、左右をカットする意図があったのではと考えています。

今作のMusic Videoは、「女の子たちが人知れず心の中で葛藤を持っていたり、誰にも打ち明けることができない悩みを持っている」という事をテーマに描いています。

という表現にも繋がります。

心情表現重視というだけあり、先輩メンバーに要求されるレベルは4期生のまたもうちょっと上です。

メンバーの配信や755での発言で、メンバーそれぞれがどういう設定を背負って演技していたのかがじわじわと明らかになりつつあります。

そういう設定が見えてしまう前に、「この子はどういう設定で演技しているのか」を想像しながら見ることをおすすめします。

MVを見ていく

見ていきましょう。監督の意図をちょっと曲解して、できるだけ正方形で取り上げてみることにします。

MVは、さっきも軽く言いましたが、超然と佇む4期生3人と、

設定盛り盛りの先輩方で進んでいます。

お前振られただろ?って未央奈。さすが涙の女王

親と喧嘩した?って飛鳥

彼氏と喧嘩したっぽい桜井玲香

仕事で失敗したっぽいいくちゃん

まいやんは乃木おびで、「昨日仕事をやめた人」って言ってましたね

イライラマックスのブチギレよだちゃん。未央奈についで演技力すげえと思う

友達と喧嘩別れしたあとの山下美月。このあと振り返って走り出します

彼氏でも振った?それとも衝撃すぎてキャパオーバーしてるっぽい?まっちゅん

悲しみを振り返り、噛み締めている彼女たち。

突然妖艶過ぎるお姉さまたち

Bメロ前にキメにかかるBBA

ここの桜井玲香の演技が好き過ぎる

手前の涙もすごかった

女神

もぐもぐ未央奈

腕の角度や回転、目線、首の角度、どれも研究され尽くしてる動き。2億点

決意からのグループ名、好き過ぎる。縦書きで算用数字でこの縦長の枠。かっこいい

ちゃんと?バイオリンを引いてる飛鳥先生

情感たっぷりに踊る与田先生
お上手になって…(しみじみ)

遠藤さくら頭身綺麗すぎ問題

賀喜さん筒井さんよりも顔の角度や腕のフリへの意識が高い遠藤先生

筒井ちゃんベストショット

賀喜先生イケメンベストショット

可愛すぎる遠藤先生ベストショットで〆。

総評…攻めたMV

年々、メンバーには一つどころではない新しい挑戦と、レベルアップの要求がされています。
新人にはより高いハードルを、先輩にはよりハイレベルを。

もし運営が本気なら、Seishiroさんでガチの振り付けにしたでしょう。

そうではなくCRE8BOYさんのポップめな振り付けでしたが、丸山さんの古い感じの撮り方と相まって、少し昭和のアイドルぽくなっています。

それでも、スクショやコマ送りで追う価値はありました。

夏休みの課題のように、先輩も信じも、用意されたハードルを超える姿、というのが
このMVの真の姿のように思います。

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Quizknockがまたやってくれた!乃木坂46コラボを語る

「やりやがった!!マジかよあの野郎ッ やりやがったッ!!」「伊沢拓司すげぇッ」!

以下見た人向けです。

www.youtube.com

というわけで、Quizknock × 乃木坂46の第二弾が公開されました。

乃木坂の久しぶりのドキュメンタリー、『Documentary of 乃木坂46 Ⅱ』の宣伝目的です。 乃木坂メンバーがQuizknockに出演してくれました。

 Quizknockは最初は乃木坂に映像制作の発注を請け負う会社でしたが、 次は東宝映画事業部の発注として乃木坂映画の宣伝を行うという意味で乃木坂と仕事をすることになりました。乃木坂46LLCのビジネスパートナーとして一歩前進ですねw

乃木坂を語る

前回よりもガタイマックスの人(須貝駿貴さん)が居るので、矢久保ちゃんの体格の小ささが凄いです。 もうホント小さくてかわいい。びっくりするぐらいにいい子です。

そしてYoutubeのノリを良く分かってるw 実力差、点差があっても腐らず前向きで虚勢を張ってて、ちゃんと盛り上げようとしてくれます。

乃木坂のクイズ要員は実はかなり居ます。

Qさまレギュラーれなち、ナナマルサンバツ鈴木絢音さん、クイズ愛好家で東大王にも出演してるかずみん…

乃木坂の作品の宣伝をQuizknockでやる事ができたなら、次はやっぱりシングルでしょうか。 選抜メンバーやクイズ強メンを引き連れて、矢久保ちゃんにはリベンジしてきて欲しいです。

Quizknockを語る

アハ体験という実力/注意力がものを言う世界で輝くのはやはりナイスガイの須貝駿貴さんでしょう。

twitter.com

京都出身の東大院生、総合文化研究科の博士課程(ドクター)である須貝さん。

専門は理論物理学、分野は超電導

まあゴリッゴリの理系です。

彼が輝く理由がこの動画にあります。

www.youtube.com

理論物理の研究者として、文字や画像に向き合う力が常人の何倍もあるのです。

なのでヒューリスティックを見逃さない能力に長けている。地味ではありますが、大量の研究を行わないと身につかない能力です。

そんな須貝さん、じつはクイズプレーヤーではありません。

もちろん東大の院生であるので、学習やそもそもの知識量はかなりあります。 が、そこはクイズ王者の集まるQuizknock、普通のクイズならかなりボコボコになります。笑

www.youtube.com

ですが、その立場を生かして、普通の人がクイズプレーヤーになるまでの道を、「須貝クイズ王への道」として動画にしたり、

www.youtube.com

理系の実験の仕方をYoutuberとして、そして研究者として紹介する、夏休みに最適の企画「Quizknock Lab」などを行われております。

www.youtube.com

他にも、司会者や回し役として、クイズプレーヤーにしか分からない機微に切り込んだりと、

視聴者にとってありがたく、そして人のいいキャラもあって大変人気の方です。

まさにナイスガイ。

乃木坂×Quizknockが出るたびに、記事はちょこちょこ書いていこうと思います。

いやー楽しみです。

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乃木坂46 真夏の全国ツアー ナゴヤドーム1日目 セトリと感想

行ってきました。レポを簡単に!

M00.OverTure

M01.インフルエンサー C.飛鳥 山下

各記事に出てくる鮮烈な赤い衣装で登場。

裾には金の記事が使われており、超端っこからでもキラキラがみえる!

M02.命は美しい C.飛鳥

M03.何度目の青空か C.生田

M04.太陽ノック C.飛鳥

表題曲を出し惜しみ無く、全力で行くぜっ!って感じ

M05.ガールズルール C.真夏

真夏が煽った!

M06.夏のFree&EasyC.松村

松村センターだったと思うんだけど、どうだろう 期待を裏切らないハッピーさだった

M07.裸足でsummerC.飛鳥

MC

  • 未央奈→岐阜うまれなのでうれしい
  • ずー→N46MODEであだ名をZOOと書いた→誤植で200にww
  • 真夏→いくちゃんがおごってくれた。 コンビニでいくちゃんが真夏のカゴにポンポン入れてくると思ったら、会計で手を伸ばして電子マネーで全部落としたらしい。 いくちゃんの全力ドヤ顔が20秒ぐらいアップで見られてた

M08.3番目の風 C.山下

久しぶりの3期制服だけど、れんかのお姉さん化が半端ない

M09.4番目の光 C.遠藤

M10.トキトキメキメキ C.岩本

まだまだ3期は3期だな!

M11.キスの手裏剣 C.遠藤

4期と3期のペアダンス!佐藤楓&金川紗耶の超スタイルコンビがすごい

VTR、人の化学反応について

以下は珍しい、あまり組まれない構成の3曲。1期から3期の混成。

M12.あの日 僕は咄嗟に嘘を付いた C.生田

あつい、行動的なメンバーが多かった。

M13.ここにいる理由 C.寺田

レーザー重視の構成。クールなメンバーが多いイメージ。

M14.不等号 C.飛鳥

‐‐ミュージアムコーナー‐‐

VTR

M15.失恋お掃除人 C.北野、渡辺・与田・柴田・清宮(北野様軍団)

レトロブリテンで失恋お掃除人。あせいみやパペットイメージ

未央奈VTR

M16.自由の彼方 C.堀、佐々木・理々杏・佐藤・吉田・早川

演技力の乃木坂、その中での自分らしさ。曲のアレンジあり

いくちゃんVTR、歌、好きに全力

M17.白米様 Dear white rice-白米様- C.生田、純奈・久保・賀喜(NOGEAM GIRLS)

ここで強烈に感じたのは、「かきちゃん、歌が超うまい!!!」ということ。

生田絵梨花伊藤純奈久保史緒里tおいう中にあってはっきり聞こえる歌声、力強い!

!!

齋藤飛鳥VTR、歌で何かを届けることについて

M18.僕のこと、知ってる? C.飛鳥

皆で輪になって向き合いながら歌うのがエモい

(MC2)

4期MCかき、えんさくつついはやかわしばたに振る

ダンストラック

乃木坂ダブステップwww

マジックミラーと底面ディスプレイ

M19.制服のマネキン C.飛鳥

ダブステップからの制服のマネキン!かっこいい

M20.シンクロニシティ C.飛鳥

M21.滑走路 C.寺田

サイリウムで色遊びをしました。サイリウムの色が液晶で指定されます、サイリウムのボタンを推していけば全員一斉に色が変わります。

最後に色を一斉に青を買えた瞬間。。。。!

M22.日常 C.北野

照明も青く変わり、青い衣装で日常。アツい!最初はきたのなかだみりあというダンスメンツ。そういや日常にはダブステップが入っているw

(MC3)

アンダーMC、YACがなんか持ってるwかわいい

蘭世ことこじゅんな。

飛鳥ドラムセッション –生バンド(乃木坂バンド)–

M23.世界で一番孤独なLover C.飛鳥

アスカのドラムバトルからの生バンドのせからば

M24.スカイダイビング

からのロックスカイダイビング!よだほりセンター

M25.おいでシャンプー

M26.ジコチューで行こう!

M27.Sing Out!

以外に振りは

–生バンド–

ENC

EN1.ひと夏の長さより

EN2.ありがちな恋愛

(MC) ※日替わりコーナー感想&24thシングル告知

EN3.乃木坂の詩

賀喜ちゃん歌うますぎ問題が発生

個人的な全ツのハイライトは圧倒的にいくちゃん主体のミュージカルコーナー、Dear white riceでした。

生田絵梨花を筆頭に1期、2期、3期、4期の歌うまメンツで構成されたカルテットで、もちろん純奈、久保しの歌が上手いことは知っていましたが、賀喜ちゃんが普通に張り合えるくらいにはうまかった。

どちらかというと純奈のずっしり歌うよりの力強い歌声で、のびやかで、ソロパートでしっかりかがやいていました。

いくちゃんやくぼしみたいな細く美しいソプラノ系ではなかったけど、本当にきれいだった。

賀喜ちゃんは推せる。。。

初めて泣かない乃木坂ライブだった、全ツは楽しい

人生3回目の乃木坂ライブ参戦にして初めて泣きませんでした。

今まで卒コンしか参加してなかったので当然っちゃ当然ですが、

ふつうに表題曲がバシバシ聞けて、MCは控えめでもすごい沢山の曲とノリ重視で猛烈に楽しかった。

はだサマもガルルも初めて聞きました。

3期4期がほんのり仲が良さそうでほっこり

まずはそれぞれの期の中での仲の良さが優先するとして、4期は1期2期3期ともそれぞれ歩み寄っているような感じがあって、いい意味で普通だな~と思いました。

早川ちゃんと琴子の関係だったり、4期×3期のキスの手裏剣だったり、アイドルやりながらもそれぞれのペースで仲良くなればいい、という感じがありました。

身近な人と仲良ければ、それでいいですよね。

低音がくどすぎる

一般でねじ込んだせいか天空席でした。その影響かは分かりませんが、ダブステップあたりで強烈に感じたのが、低音の反響がきつすぎるということです。ちょっとストレスでした。

一つの音が響いている間に次の音が聞こえてくるので、ずっとブルブルやられている感じでした。

音響さんはさすがに天空席まで確認されていないかもしれませんが、もうちょっと低音抑えてくれたらうれしいです!

でも、初めての全ツ、楽しめました。

次は野外どこか狙いたいなあ

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